横須賀民主商工会ー確定申告・記帳・法人決算ー

商売人にとって、正確な記帳はとっても大事なものです。正確な記帳がされていれば、融資の際の資料提出や税務調査の際もあわてることなく自分の商売を数字で堂々と主張できます。

民商は、「記帳こそ中小業者の大切な要求」として、自主計算・自主記帳をすすめています。その特徴は、

最近では、パソコンでの記帳が主流です。

民商では、パソコン会計をすすめています。法人中心ですが、パソコン学習会も開催しています。

大阪府の大正民商では、居酒屋さんがつくった「エクセル会計」をホームページで公開しています。フリーソフトで誰でも使えます。

正確な記帳や試算表をつくっていれば、毎月の損益や経営分析も可能になり、経営対策ができます。それは節税や経費削減にも役に立ちます。

融資を申し込む際も、「資金がなぜ必要か」、「返済のめどは」など事業計画を裏づける資料にもなります。

税務調査でも横暴な態度や権利侵害をする税務職員がきても、正面から堂々と営業の数字を主張する力になります。

法人決算は、みんなでパソコン記帳することが基本です。
みんなでパソコン記帳をできるようになって、みずから申告できるようになりましょう。
尚、税理士事務所のように決算実務の請負はできません。

毎年の確定申告時期は、地域ごとに集まって計算会をおこなっています。

毎年3月13日には、重税反対のアピールをしながら集団で税務署に申告書を提出しています。


2016.03.11 「3.11重税反対全国統一行動」
「消費税増税するな!」「戦争法は廃止!」と訴え、集団申告しました!

「消費税増税するな!」、「納税者の権利を守れ!」、「戦争法は廃止せよ!」・・・国民・中小業者の願いを込めて約200人が参加した「戦争法廃止!憲法壊すな!増税反対!くらし、営業、雇用を守れ!3・11重税反対横須賀・三浦集会」が3月11日、横須賀市文化会館で行われました。
集会は、横須賀民商をはじめ、三浦民商、土建組合、年金者組合、横三労連、新婦人で実行委員会を結成。確定申告の集団申請に合わせて、国民・中小業者の要求を市民にアピールする取り組みとして準備を進めてきました。

岸会長が、「増税をすすめる安倍政権を許さない」と訴えました。
来賓として、「戦争に行かない 誰一人行かせない 横須賀ALLs」から3人のお母さんたちが「この私たちの子どもたちが戦争に巻き込まれるのは嫌だ」とアピール。
また武井副会長が倉敷民商弾圧事件支援を訴えました。
集会は決議を採択して、税務署までアピールパレード。当日は残念ながら雨で気温も低く、行進は大変でしたが、「せっかく準備したから」と消費税増税反対の横断幕をもったりしてがんばって歩きました。富塚副会長が描いた漫画のポスターが目を引きます。
税務署に到着後、岸会長が請願書を読み上げて、横須賀税務署の総務課長に渡しました。その後、各々申告書を提出し、この日の行動は終了しました。

民商では、自主計算・自主申告で、業者の経営と暮らしを守ろうと呼びかけています。確定申告はみんなで集まって申告書の書き込みを助け合いながらおこなっています。今年の確定申告の計算は昨年の震災の影響で、多くの会員のみなさんが厳しい内容の申告になっているのではないでしょうか。
16日は、久里浜の内川町内会館で計算会がおこなわれました。
最初に星野副会長が、「野田政権の消費税増税を民商の力を発揮して食い止めよう。そのためにも、商工新聞読者と会員を増やす取り組みに一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。
鈴木さん(飲食)は、「売上げが、震災の影響で大きく落ちて、このままではどうなるのか・・・」と言っていました。